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気仙沼市議会映像配信

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録画中継再生

※本会議の録画映像をご覧いただけます。

  • 令和6年第143回(12月)定例会  12月17日 本会議 一般質問
  • 創生けせんぬま  白幡 章 議員
◎一問一答
1 地域公共交通機関の役割
高齢化と人口減少にともない、先月大島では唯一のタクシー会社が廃業いたしました。路線バスの宮交バスは、1時間に1便程度走っていますがお客様の利用はまばらな状況です。高齢化の進む大島地区だからこそ、なくてはならない生活の足であるはずの交通機関が上手く機能せず交通弱者が増えているのです。
交通弱者への支援策が求められており、運転免許を返納する高齢者や安全運転に不安を抱える高齢者が増加する中、地域にスーパー、コンビニエンスストア、専門病院などが存在しない場合、買い物難民や医療難民の増加が懸念されています。
また、地域経済の衰退は、橋が架かって便利になった分、小規模商店が閉鎖に追い込まれることになったことや、車での移動が便利になった分、滞在型旅行者が減少し、民宿等への宿泊者が減少したこと、マイカーの普及による手軽さ、利便性が優先されて、バスの利用者数の伸び悩み傾向となっています。
さらに、島内の集落が点在しているために起こる不便性として、路線バスの減便、停留所、路線等利用しづらい現状、利便性が悪く、料金が高いため、乗降者数が伸び悩むこととなっています。
このことを踏まえ、以下について伺います
(1)市として停留所から集落等を結ぶ地域公共交通についてどのように取り組んで行こうと考えているのか伺います
(2)唐桑での地域患者輸送バス「きぼう」との一本化されたデマンド交通の状況を伺います
(3)国土交通省における地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)によるAI搭載のスマートモビリティー運行事業への考えはないか伺います
2 海中・陸上養殖の可能性について
地球温暖化や海水温の上昇、海流の変化も重なり、漁業資源水産物への影響は多大なものとなっています。漁獲物は、今までにない南方の魚種が漁獲されるようになってきています。
先の市議会9月定例会の一般質問において同僚議員より三倍体マガキについて質問されていました。今、大手企業はこぞって養殖事業へ参入してきています。
天然物だけに頼らない漁業とするために、養殖事業への試みも必要不可欠と言えます。
これからの水産業の進み方に注意が必要であると思われますので、以下について伺います
(1)現在のカキの生育状況と三倍体マガキの試験養殖の可能性について伺います
(2)小泉地区における銀ザケ、トラウトサーモン養殖事業の進捗状況について伺います
(3)東京海洋大学大泉ステーションにおけるニジマスがサケの卵を産む能力や福島県葛尾村におけるバナメイエビの陸上養殖など、先進的な取組があるが、市として新たな養殖事業に関する取り組みや連携、計画があるか伺います
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