◎一問一答
１　市民要望から
（１）電気柵設置の市補助について
　　ニホンジカやイノシシ、クマなどの被害防止のため電気柵設置に係る経費の一部を補助している。補助率は２分の１以内と周知されたが、「応募が多い」からとの理由で４分の１以内となったことにより、「詐欺ではないか」とクレームが出た。補正予算を組むのが筋ではないのか
（２）住宅リフォーム補助金創設について
　　市内建設関連事業者は苦境に追い込まれている。中には廃業を考えざるを得ない状況となっている。市に住宅リフォーム補助制度を要望したが、「その需要に補助金を投入し続けることは、終わりのない経常的支出となる。」と冷たい対応をされた。「出来ませんとは言いません」との標語を思い出さないのか
（３）ワン・テン駐車場の開放について
　　今月も八日町のイベントが計画されている。度々ワン・テン駐車場の開放を求めたが、市は市ワン・テン駐車場条例を盾に断ってきた。おもちゃ美術館に向け３時間まで無料にするように考え方を変えられないのか
２　（仮称）宮城気仙沼風力発電事業計画について
（１）市長意見書について
　　環境アセスメントでは、人間に聞こえない音であっても動物には聞こえる音、低周波音、振動についての予測、評価が欠落していた。
　　市長の意見書には、風力発電機から発生するクマが嫌う音への懸念を書き込むのか
（２）ボーリング調査について
　　（仮称）宮城気仙沼風力発電事業計画に係る市民の森でのボーリング調査について、どのように対応してきたのか
　　また、今後の対応方針を示せ
３　気仙沼市小中学校再編計画について
（１）気仙沼市小中学校再編計画はベストなのか。
　　多様性を標榜しながら、「この再編がベストだ」と他の意見を切り捨てていないか
（２）単学級の看過できない課題とは
　　単学級の看過できない課題を再編の必然性に掲げているが、具体的にはどういう事なのか示せ
（３）保護者負担を増やさない約束
　　歩いて通学できる距離をはるかに超える再編計画の為、保護者負担が増えるのではないかと心配している。保護者負担を増やさないと約束しないのか
（４）スクールバスへの乗降場所
　　再編前の学校をバス発着点とすることを基本としている。雨対策や、乗降指導員の配置、トイレの使用等をどう考えているのか
（５）中学校への特認校設置は
　　多様な義務教育とするために、中学校にも特認校を設置してはどうかとの声もある。どのように検討したのか
（６）再編後に利用校舎とされている中学校周辺の道路改良は必須でないのか。保護者の送迎が増えればその中学校周辺の交通渋滞が想定される。市道改良工事が間に合うのか
（７）パブリックコメントは、議論の始まりと考えないのか。
　　意見聴取会、説明会、パブリックコメントなどに取り組まれたが、意見が反映された議論を欠き、形式的に進められたと受け止められている。パブリックコメントで出された意見を慎重に議論する考え方を持たなかったのか。また、矛盾を抱えたまま進めるのは良くない。その矛盾を議論する考えを持たないのか
（８）小学校再編の考え方
　　私が「義務教育環境整備計画」時に求めていた児童の発達段階の特性を重視し、小規模学校の特性を活かした丁寧な指導の継続などと同じ考え方なのか