- 令和6年第139回(6月)定例会
- 6月25日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 唐桑半島観光振興策の展開について
(1)東日本大震災の復旧事業の終了や、新型コロナウイルス感染拡大が、収束を見られるなか観光施策の積極的な展開が求められてきていると考えます。気仙沼観光推進機構をベースとした市域一帯感の観光戦略が求められています。震災後に整備を加速してきた「震災遺構・伝承館」を核とした震災学習や、大震災を忘れることなく語り繫ぐ取組、線的か面的を意識した観光諸施設の整備など、観光資源整備は進んできました。過般、4月20日にはリニューアルされた唐桑半島ビジターセンターがグランドオープンして「宮城オルレ」や「みちのく潮風トレイル」、えにしに思いを寄せる「ジオパーク」といった自然資源をもとにアウトドア志向の観光戦略設定が求められてきます。併せて遅れている「旧からくわ荘」跡地利活用も急ぎ着手をしていかなければならないと考えます。加えて海外メディアが注目して取り上げられた唐桑半島立地の優位性など、この気運を逃してはいられないのであります。そこで以下の点について伺います
①唐桑半島に特化した、インターネット上での振興策を構想すべきと考えますが伺います
②観光振興策に関連する調理や宿泊業、食材提供する生産団体との連絡調整を密にすべきと考えますが、その考えを伺います
③観光ガイドの会や、郷土芸能伝承団体との協力体制を図りながら、唐桑半島の文化や風土を有機的につなぐ工夫が必要と考えますが、その考えを伺います
④カツオ一本釣り発祥の地、遠洋マグロ漁業が先進的なまちとしての観光PRとの結びつけ策を伺います
2 (仮称)宮城気仙沼風力発電事業の市民意見交換会開催について
(1)民間事業者による(仮称)宮城気仙沼風力発電事業計画は、市民間で様々な議論がなされていると承知しています。この事業計画については、本年4月22日に市議会一般会議において、市議会民生常任委員会が所管して「気仙沼の森と海を守る会」との意見交換も行ってきました。自然再生エネルギーについては、政府が定めた2050年カーボンニュートラルの達成を目指して、脱炭素の取組や地域経済の活性化や災害に強い地域づくり等、社会課題の解決に貢献する再エネ事業が重要だと、国としての支援策などが示されています。私も再エネ事業自体は否定しません。しかし今回の風力発電事業の事務作業が進捗されていることで、風力発電設置予定エリアの自治会や、この事業を進めていくうえで、健康被害や自然環境への影響、市有財産の貸し付けなど、懸念や心配をされる市民の声があります。そこで、以下の点について市長の考えを伺います
①現在進められている事業者の、環境影響調査をどのような視点で受け止めて、評価しているのか伺います
②風車騒音や低周波音による健康被害への懸念について伺います
③1992年リオデジャネイロ「地球サミット」で採択されたリオ宣言「予防原則」の重要性の認識について、市長の考えを伺います
④1973年4月に指定された「市民の森」の価値を永久に毀損する心配はないのか伺います
⑤市役所が率先垂範して「風力発電事業の可否」の懇談会を開催するべきと考えますが、その考え伺います
3 JR大船渡線開業100周年記念プレイベントへの支援について
(1)JR大船渡線摺沢駅が1925年の開業から、来年で100周年を迎えます。現在、利用促進を考える会も参画して関係団体では、記念プレイベントの実行委員会が立ち上がり、内容の企画に取り組んでいると伺っています。これらのイベントを契機とした、宮城・岩手の県際広域観光策を具体的に探ることや、インバウンドの受入れの具体な可能性など多面的な広域観光振興にも繋がってくるものと期待しています。そこで以下の点について伺います
①予定されているJR大船渡線開業100周年記念プレイベント記念事業実行委員会への財政支援をすべきと考えますが、市長の考えを伺います。
②インバウンド観光者を意識した、通常運行車両への、キャラクターボディラッピング列車を企画・実行すべきと考えますが、その考えを伺います。併せて運行事業者への要望もすべきと考えますが伺います
③地方ローカル線の見直しが公表されていますが、沿線首長会議も開かれてその対応も協議されています。現在運行されているJR大船渡線の利用促進策について、改めて市長の考えを伺います |
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- 令和6年第136回(2月)定例会
- 2月29日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 学童保育事業の充実策について
本市の放課後児童健全育成事業(いわゆる「学童保育事業」)の始まりは、昭和60年の松岩小学区を皮切りに開始されてきました。当時の開設・運営は児童の保護者などが中心となり、保護者の就業により、子どもの見守りがかなわないことが背景で、個人的努力によって運営がされてきましたが、平成28年4月からは、各小学校区個別の学童保育運営体を一括して担うことを目的に、非営利団体であるNPO法人「気仙沼市学童保育運営委員会」が設立されて今日に至っています。一方で、少子高齢社会や人口減少の波を受けて、政府において、異次元の子育て対策が急務と認識されて「こども家庭庁」が発足し、様々な施策の発動が予定されています。そこで以下について、市の対応策を伺います
(1)学童保育事業の通常利用や短期・一時利用をする児童と向き合って対応する支援員の処遇は必ずしも十分とは言えません。年明けに示された「教育パッケージ~人口減でも人材豊富に〜」を創設して、様々な施策の展開を予定していますが、放課後児童支援員の処遇改善策や利用児童の保護者負担などの支援制度設計が見当たりません。教育パッケージで検討・策定すべきと考えますが、市長の考えを伺います
(2)現在の学童保育施設は、著しい劣化が散見されており、施設のリニューアルが求められています。開設者として施設改善の方策を伺います
(3)現在、義務教育施設の統合が進められています。現行の学童保育対象エリアの見直しを図りながら、施設拠点化等の方向性の検討も必要と考えますが、市長の見解を伺います
(4)現在行われている学童保育事業の委託契約を解消し、事業内容を充実させるため、市直営事業として運営することも必要と考えますが、市長の考えを伺います
2 働き続けられる職場環境づくりと、人員確保策について
今更言うまでもなく、恒常的な時間外勤務が続く中、震災復興業務の仕上げ作業や、感染症の5類移行後の影響も大きく、行政事務を進める上で、職員同士の気持ちや意見の通じ合いが難しくなってきている状況にあると思われます。そのことで結果として体調を崩す職員や、心が病んで療養に専念しながらも、定年前に退職等に追い込まれている職員が存在します。昨年9月市議会定例会の一般質問答弁では、過去5年間で110名が何らかの理由で退職していると答弁されていました。また同時に、正規職員や再任用職員、任期付職員を定員管理計画により段階的に減らす計画となっており、更には会計年度任用職員のフルタイムからパートタイムへの変更が予定されており、業務実態や事務・事業量を考慮しない人員削減計画は、結果として市民サービスの低下を招きかねないと懸念しています。この間、職員研修や職員厚生事業の充実策などに取り組んでいますが、その結果として職員の中途退職やスキルアップ等の課題が山積していると思慮しています。改めて職員が、定年まで健康で働き続けられるための方策について以下の具体的取組を伺います
(1)基本は、人事と組織の一体性と考えます。業務と向き合った、組織の改編や廃止・統合と人事配置の考え方を伺います
(2)改正定年制度がスタートしました。正規職員や役職定年職員の配置、再任用職員や任期付職員、更には会計年度任用職員(フルタイム・パートタイム)と正規職員の業務の振り分けの基本的な考え方を伺います
(3)定年まで健康で安心して働き続けるためには庁内の安全衛生委員会の存在は、大事なポジションであります。委員会運営と委員会機能強化策を伺います
(4)令和9年度には、新庁舎移転が想定されます。改めて市役所組織の配置の考え方を伺います |
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- 令和5年第133回(9月)定例会
- 9月15日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 ALPS処理水海洋放出決定に係る本市の対応について
政府は2021年4月13日、東京電力福島第一原子力発電所敷地内に溜まり続けるトリチウムなどを含むALPS処理水の海洋放出が決定されて「関係者との丁寧な説明と理解」という約束を反故にして、ついに本年8月24日から海洋放出を開始しました。処理過程で汚染した処理水放流は、数十年の処理期間と、絶やすことができないモニタリング、そして海業をベースに生業として経済活動を続けるあらゆる分野の産業との関係性など、重大な課題を残すことになりました。本市議会としても、令和3年9月定例会において、東電福島第一原発におけるALPS処理水の海洋放出決定について、十分な説明と慎重な対応を求める意見書を全会一致で採択し、衆・参両院議長や内閣総理大臣をはじめ関係大臣に対して意見書を提出してきたところであります。そこで以下につきまして、市の対応策を伺います
(1)重大な決意と責任をもって海洋放出を決定した政府に対して、2015年の約束通りに引き続きの丁寧な説明責任を果たすように、市として政府に求める考えがあるのか伺います
(2)万が一風評被害が発生した場合、当該事業者等への基金補償手続きのサポートの考え方を伺います
(3)数十年にわたる放出期間が想定されていますが、市組織機構の担当部署内に、専門的な担当部署を設置し、相談や対応などを担うべきと考えますが、その考えを伺います
(4)本年8月18日付で、市が水産庁から選定された「デジタル水産業戦略拠点」の取組事業に影響が考えられるか伺います
2 気仙沼市人材育成基本方針について
行政サービスの多様化・複雑化・業務の過密化が進むなか、大規模災害発生対応業務や新型コロナウイルスへの対応なども求められて、現場の人員不足が一層深刻化していると考えます。長時間労働の慢性化や、生涯賃金ベースの低下と地域間格差の拡大、各種ハラスメント増加などの問題も散見され、離職する職員が見られるなど、厳しい職場実態が明らかとなっています。総務省の「ポスト・コロナ期の地方公務員の在り方に関する研究会」資料によれば、民間企業の水準(17.6%)よりは低いものの、地方公務員(2.1%)、国家公務員(2.3%)ともに20代以下の若手職員の離職率は近年増加傾向にあることが明らかになっています。国ではデジタル庁が立ち上がり、DXやICTなど目まぐるしく変化と進化を続ける行政事務に対応すべく、職員の人材育成は枚挙に暇のない対応がなされていることと拝察いたします。国主導で進められているマイナンバーカードの導入も、その一例かと推察されます。そこで、本年8月に「気仙沼市人材育成基本方針」が公表されました。以下の点について伺います
(1)この方針の具体的な指標と、計画推進プログラムの内容を伺います
(2)過去5年間の離職職員の数を伺います
(3)市人材育成基本方針と市職員の定員管理計画との整合性と、会計年度任用職員採用計画の考え方を伺います |
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- 令和5年第132回(6月)定例会
- 6月20日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 木造住宅の耐震化・ブロック塀等に関する助成事業の進捗について
45年前の宮城県沖地震や東日本大震災の甚大な被害を受け、本市では地震に強いまちづくりを目指して、木造住宅の耐震化やブロック塀等の地震対策を支援する事業を実施してきました。この間、繰り返して発生している大規模な自然災害と向き合う市民の関心は高まり、共助という観点では「自主防災組織」の結成が自治会組織を基本に進んできています。反面、自らの生命を守る自助という観点では、住宅の耐震化やブロック塀等の除却事業の進捗を注視しなければなりません。改めて、本事業について以下の点を伺います
(1)木造住宅の耐震化やブロック塀等除却事業の進捗状況と、事業を進めるうえでの成果と課題について伺います
(2)ブロック塀等の除却事業と、学校統合計画でのスクールゾーン設定の関連性は重要と認識します。その整合性について伺います
(3)現行助成事業の自己負担額を可能な限り緩和すべきと考えますが、対応策について伺います
2 偽装請負が懸念されることについて
内閣府の公共サービス改革推進室が、事業推進の手引書を平成26年3月に一部改訂して公表された。このことは現在、多くの地方公共団体で事業の民間委託が進められて、この民間委託に関して所謂「偽装請負」であると都道府県労働局から指導を受けている例が散見されています。「偽装請負」とは、契約上の請負(委託)とされているものの、発注者が民間事業者の労働者を指揮命令するなど、実質的に労働者派遣法の「労働者派遣事業」に該当することになります。偽装請負は、昭和60年に制定された「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律」に抵触する違法行為であるとともに、労働基準法や労働安全衛生法等に定める「派遣元事業者と派遣先事業者の責任の所在が曖昧になり、労働者の安全衛生、労働条件確保上の問題も顕在化している」とされています。従って、市役所が民間委託を進めるうえで、都道府県労働局から指導を受けることのないように労働者派遣法等の十分な理解と運用を徹底しなければなりません。このことから以下の点を伺います
(1)この間、行政事務を進める中で監督官庁からの指導や助言を、受けた事例があるのかどうか伺います。あった場合に、その具体な事案について説明を求めます
(2)本市が、民間委託として請負(委託)している件数を、令和5年度当初ベースで確認できる数と種別を伺います
(3)民間委託すべきと判断する、基本的な基準を伺います |
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- 令和5年第130回(2月)定例会
- 3月1日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 地域公共交通の再編による、JR大船渡線の存廃等について
国土交通省は、地域公共交通の再編に向けて関連法改正案の骨格をまとめました。主な内容は「再構築協議会」の設置や、実証計画の策定・実証事業の実施、再構築方針作成などとなっています。本市では、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の規定により、昨年8月に「第2次気仙沼市総合交通計画」を策定し、公表しました。計画は、本市の将来を見据えて、公共交通が果たすべき役割を明確化し、地域課題解決の取り組みなどが明記され、実施計画を別途作成し、公共交通再編事業を実施するとしています。特に、市民アンケート結果などを参考に、現状の公共交通の抽出された課題は、利便性の向上や交通不便地域の対策、交通手段ごとの役割分担、利用促進、持続可能な交通体系の構築など、来訪者への対策でありました。そこで、鉄道やBRTに特化して、以下の点について伺います
(1)国が示している「再構築協議会」の設置について市の考えを伺います
(2)存続に向けた、JR大船渡線沿線自治体や利用関係諸団体との連携策について伺います
(3)震災後に運行されている、JR大船渡線、JR気仙沼線の利便性を高めるためのBRT運行計画の見直しの必要性について伺います
2 マイナンバーカードと健康保険証との一体化の対応策について
政府は、現在使われている健康保険証を来年の秋に廃止し、マイナンバーカードと健康保険証の一体化に切り替えることを発表しました。加えて、自動車運転免許証との一体化の時期についても、当初予定していた令和6年度末から前倒しする方針も示されました。しかし、この一体化の前提は、カード取得が完了することになります。そこで危惧される、以下の点について伺います
(1)マイナンバーカード取得率は、直近でどの様に推移しているのか、国・宮城県・本市の状況を伺います
(2)カード取得が未了か未申請で、紙ベースでの健康保険証と混在することになるのか伺います。また、保険料の未納に伴う、資格証明書などの発行事務処理対応を伺います
(3)医療機関や薬局などのカード受入れ状況と準備状況について伺います。また、対応する窓口業務がスムーズに行われるのか伺います
(4)カード紛失時における医療機関や薬局窓口での自己負担は、保険適用とされるのか伺います
(5)マイナンバーカードと健康保険証一体化のメリットやデメリットの周知が不足していると考えるが市の見解を伺います |
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- 令和4年第129回(12月)定例会
- 12月13日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 合併後の総合支所の市民サービス強化策について
平成18年3月の市町合併は、様々な課題を乗り越えて、スケールメリットを発揮することだと説明されてきました。新設合併後16年が経過しましたが、改めて以下の点について伺います
(1)合併のスケールメリットを、具体的事例を提示してお示しください
(2)総合支所の機構改革や、定員管理計画を仄聞していますが、現状の市民サービスを低下させてはなりません。現時点での進捗を伺います
(3)総合支所や公民館等の警備業務の見直しが予定されていますが、その内容と実施時期を伺います
2 有害鳥獣処理施設整備の考えについて
有害鳥獣による農産物の被害は件数、被害額ともに急増の現状にあります。捕獲した有害鳥獣類は埋設処理を基本に実施してきました。処分作業負担や自然環境保護の観点から、処分方法の検討が急務と認識しています。改めて有害鳥獣駆除の現状と、個体処理施設整備の方策について伺います
3 漁船乗組員の福利厚生事業の現状と充実策について
魚価安や国際的漁獲規制の強化、燃油高騰など厳しい環境下で、洋上遥かな漁場で操業を続ける漁船乗組員の福利厚生事業は、水産業を基幹産業として取り組む本市にとって、非常に大切な取り組みだと考えます。現状の福利厚生事業の実態と課題、そして充実策について伺います |
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- 令和4年第127回(9月)定例会
- 9月20日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 唐桑地域における観光施策の推進について
三陸ジオパークの指定や宮城オルレ、みちのく潮風トレイルなど多くの自然的資源を背景に、新たな滞在型観光ニーズに応えるべく施設整備が求められている現状にあります。そこで、以下について伺います
(1)唐桑半島ビジターセンター改修事業や国民宿舎からくわ荘解体後の跡地利用計画、また野営場などの効果的な利用など、御崎地区全体エリアの計画の青写真と時系列的な整備スケジュールを伺います
(2)気仙沼市観光協会唐桑支部や唐桑観光活性化委員会との検討状況を伺います
(3)国民宿舎からくわ荘のコンベンション機能の代替え施設として整備された、漁火パークの改修に伴う運営策を伺います
2 唐桑地域の断水対策について
本年7月15日に発生した局地的大雨により、大規模な断水が発生しました。水道事業所の昼夜を問わない献身的な復旧作業の結果、3日後には全面的通水が確認されました。しかし度々発生する大規模な自然災害で同様な事態はあってはならないことは言うまでもありません。そこで以下の点について伺います
(1)断水の直接的な原因とその対処策を伺います
(2)今回の断水を受けて、今後の善後策について伺います
(3)唐桑地域の安心で安定的給水のため、将来的な水需要や施設整備についても伺います
3 職員定年年齢引き上げに伴う定員管理計画との関係性等について
地方公務員法の改正に伴い、来年度から職員の定年年齢を段階的に引き上げることが予定されていますが、以下の点について伺います
(1)令和3年5月に策定された、第1次気仙沼市定員管理計画との関係性について伺います
(2)定員管理と表裏一体の組織体制の見直しや、事務事業の見直しなどの進め方について伺います |
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- 令和4年第126回(6月)定例会
- 6月22日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 施政方針について
(1)定例会初日に行われた市長の4期目に向けた「施政方針」で述べられた後段に、「進取の気性のもと云々」とありましたが、その真意を尋ねます
2 津波浸水想定の公表に対する対応について
宮城県は5月10日に、津波浸水想定図等を公表しました。それを受けて市長は11日付けで「正しく理解し、しっかり備え、適切に避難を」のメッセージを発しました。公表された内容は衝撃的で、その対応策に四苦八苦しているのが現状だと考えます。そこで以下の点を伺います
(1)浸水想定図等の市民への周知と、その内容の合意形成と共有策について伺います
(2)現行のハザードマップや地域防災計画の見直し手順を伺います
(3)自主防災組織や民間団体、企業などで取り組まれている防災訓練や避難訓練の見直しについて、市としての支援策の考え方を伺います
3 部活動の地域移行について
今、教職員の働き方改革が問われています。なかでも部活動の関わりの加重が、時折話題となっています。ワークライフバランスの基本が崩れ、精神的・肉体的疾病の発症や、退職に追い込まれる事例も稀にあると仄聞しています。そこで以下の点を伺います
(1)本市の部活動の実態を伺います
(2)学校現場の意向を聞き止めているのか。また受け止めての対応策はどのようにしているのか伺います
(3)地域移行を具体化するためのスケジュールを検討していれば伺います
(4)具体化が進めば地域移行先の団体は、どのような団体や機関を想定しているのか伺います
4 改正「児童福祉法」施行に対する準備について
開会中の通常国会で、改正「児童福祉法」が可決成立し、児童養護施設や里親家庭で育つ若者の年齢上限設定が撤廃されたことや、虐待児童の一時保護の在り方など新制度への移行が施行されることとなりました。特に自立支援や虐待児童への実効のある運用が求められたこととなります。そこで、本市の支援施策の変更や補強策が考えられてくることから、以下の点について尋ねます
(1)法律改正を受けて、切れ目のなき支援施策や対応を考えていかなければなりませんが、こども家庭センター設置などの現段階で考えられる支援スキームを伺います
(2)虐待対策や家庭支援等に対する高い専門性を持つスタッフ配置が必要になってくると考えますが、人的配置や確保策について伺います |
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