- 令和7年第151回(12月)定例会
- 12月17日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 三日町八日町・内湾地区の今後のまちづくりについて
(1)市役所移転後のワン・テン庁舎活用策について、「おもちゃ美術館」の誘致が決定しました。期待は大きいのですが、事業化にはあと5年ほどかかります。三日町八日町・内湾地区への影響、人の流れ、商業を営む事業者への影響をどのように分析し、どのような課題を抽出しているのか。また、市役所が移転する令和9年度から、事業化が見込まれる令和12年度までの約3年の空白期間を、行政として地域住民が抱える生活上の不安を払拭するため、具体的な対策・支援策をどのように構築していくのか伺います
(2)2022年度に策定した官民共有の「気仙沼まちなかエリアビジョン」を推進し、社会実験の実施検証を行いました。また、2022年4月から本年3月までを期間とする地域再生計画『復興から地方創生へ、「まちなかエリア」を起点としたスローシティ気仙沼のシビックプライド醸成事業』を提示しました。そこで、ひと区切りとしての内湾地区のこれまでの取組と成果について、各プロジェクトを推進する民間の運営主体によるこれまでの取組とその成果、及び今後行政として積極的に関与、支援していくための方策について伺います。また、気仙沼まちなかエリア推進会議における地域再生計画の継続に向けた検証結果を伺います
(3)「おもちゃ美術館」完成後、単体でのインパクトが大きく、これまで進めてきた大きなくくりの地域一体化した「気仙沼まちなかエリアビジョン」が埋没しないか危惧されます。おもちゃ美術館と内湾地区の互いに魅力を高め合うような連携、回遊をどのように考えていくのか伺います。また、子育て支援、地域交流など多方面で期待される効果をどのように地域全体に広げていくのか、地域の方々とどのように連携しながら、観光の広がりや地域経済の活性化をどのように進めていくのか伺います
(4)本年11月に示された、気仙沼市立地適正化計画の中で中心拠点の一つとして、「三日町八日町・内湾地区」を都市機能誘導区域に設定しています。当然、このエリア設定イメージとしては市役所跡地だけではなく、三日町・八日町エリアとも連動を図り、周辺との一体的な活用とエリアの価値向上を目指す必要があると指摘されています。そのうえで、市役所跡地利用に限定されないよう、立地適正化計画で主眼に置いている三日町・八日町エリア全体の計画の考え方、関係人口をどのようにマネジメントしていくのか。また、これまでの取組を生かし、「気仙沼の顔」や「外貨を稼ぐ賑わいのまち」といった目標をどのように捉えているのか、伺います
2 市職員専門職(心理士・保健師・医療技術者等)の人材確保・定着に関する施策について
気仙沼市における心理士、保健師、医療技術者など、専門性を要する職種の確保・定着について伺います。これらの職種は、市民の健康と安全を支える基盤であり、行政運営において欠くことのできない機能を担っています。しかし、全国的な人材不足の影響を受け、本市においても課題が顕在化しつつあると認識しています
(1)心理士、保健師、医療技術者等、主要な専門職について、現在の配置数と欠員状況について伺います。あわせて、市として想定している適正配置数との乖離がどの程度あるのか、お示しください
(2)専門職の確保の難しさが増す中、本市における応募状況及び離職状況はどうなっているのか、また、専門職の定着を図るうえでの人材確保策の具体的検討状況について、市が実施している研修制度、資格取得支援、メンタルヘルス支援、災害対応後のケア等の取組状況について伺います。特に業務負荷が大きい職種に対して、負担軽減策をどのように検討しているのか伺います
(3)中長期的な視点に立った人材確保について伺います
人口動態の変化を踏まえ、今後必要となる専門職の見通しをどのように立てているのか。また、確保に向けた計画策定をどのように検討しているのか。方針を示してください
3 市街地の雑草対策について
雑草対策は、緊急性が低く見えがちですが、景観・安全・観光の三点で、実は市街地の基盤整備そのものです。歩道の縁石・街路樹マス・空き家や空き地のフェンス際など、管理の境界線が曖昧なまま「誰も責任を取らない場所」に雑草が残っています。「雑草の放置は荒廃につながる」との市民の声があります。また、道路・公共用地の管理だけでは市街地は整いません。特に空き地・空き家の草が市街地の景観を大きく損なっているケースがあります。現行の指導は「お願いベース」にとどまり、指導しても改善しないケースがあると聞きます。そこで3点について伺います
(1)現行の指導件数と改善率はどうなっているのか
(2)改善が見られない所有者への次の一手は何か
(3)景観条例または雑草に関する独自ルールの導入は検討できないか、市の考えを示してください |
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- 令和7年第146回(6月)定例会
- 6月24日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 「ポスト震災後の経済白書」について
本市は、急速な少子高齢化という難題と向き合いつつ、この美しいふるさとで心豊かに暮らせる社会を継続させていくため、先進的な施策を展開しつつ、人口減少対策のための行動計画「けせんぬまWell-beingプラン2024」に取り組んでいます。来年度には、大島・亀山モノレールの開業を予定しており、観光都市・気仙沼の魅力をより高めることが期待され、まさに復興の最終局面にあるといえます。東日本大震災から15年目という節目を迎えるいま、菅原市政の4期目も残すところ1年を切りました。「ポスト震災後」という、また新たな時代へと舵を切る、「気仙沼丸」の船長兼船頭としてどういう方針を打ち出すのでしょうか。5期目に挑むのであれば、市役所移転前後の市政を担うことになります。新たなまちが動き出し、市内の交流人口の中心が、内湾地区から条南地区へと移行することが想定されます。今後を見据えたビジョンを市民に対し明確に示すことが求められると考えます。将来のビジョンは、菅原市政の「白書」ともいえるでしょう。「白書」とは「現状分析と将来展望を示す報告書」です。ポスト震災後の現在地にいる気仙沼市長としての「経済白書」を示していただきたく、率直な現状分析と本市の将来展望について伺います
2 「将来を見据えた気仙沼の観光戦略」について
(1)観光庁は、「観光はコロナ禍を経ても成長戦略の柱、地域活性化の切り札である」として、第4次観光立国推進基本計画の中で、観光立国の持続可能な形での復活に向け、観光の質的向上を象徴とする「持続可能な観光」「消費額拡大」「地方誘客促進」の3つをキーワードに、持続可能な観光地域づくり、インバウンド回復、国内交流拡大の3つの戦略に取り組むとしていますが、本市の将来を見据えた観光戦略を伺います
(2)市役所の条南地区への移転が与える影響は、昼間人口が大きく減少することが見込まれるため、「観光の顔」を抱える内湾一帯を含む、中心市街地の再構築は必須と言えます。そこを怠れば、この地域は衰退し、最終的には気仙沼全体の弱体化へと直結します。「三日町八日町・市役所跡地検討ワーキング・グループ」において、議論を重ね、観光振興策を含めた具体的なアイデアが検討されていますが、市として観光視点を含めた内湾地区の再構築をどのように捉え、計画しているのか伺います
(3)気仙沼市内に残る数少ない木造建築である現市役所第二庁舎の利活用について伺います。内湾入口駅に隣接する第二庁舎の一部を「駅舎」として活用する可能性もあるのではないかと考えます。「内湾入口駅から内湾地区への動線の確保」という視点から見ても、極めて親和性の高い案になりうると考えます。市役所跡地が交通のハブとして、さまざまな市内観光コースが楽しめる拠点、まさに「駅」の役割を担うものと期待しますが、可能性、課題について伺います
(4)気仙沼市の将来を見据えた時、市が経営に参画し、共に金銭的なリスクを負う立場を広く、明確に示すことが必要であると考えます。今更「3セク」か、と疑問を抱くかもしれませんが、職員にコスト意識と成果を「肌で知る」貴重な機会になるはずです。お互いに緊張感のある経営感覚を共有する意味でも、「創るのは市、やるのは民」ではなく、「市」と「民」、まさに「市民」で創造する喜びを共有する持続可能なまちづくり、観光都市にしたいものと考えますが、所見を伺います
3 子どもの発達支援と5歳児健診の早期実施について
(1)先日開催した議会報告会、市民と議員の意見交換会において活発な意見交換がありました。障害と子育てという視点では、ハンディを抱える子どもを持つ親の相談窓口、情報の不足や子どもたちの障害の特性に応じたサポート不足などが指摘されました。本市として、庁内における連携体制、保護者が抱える不安や不満への支援体制、そして愛知県岡崎市こども発達支援センターの取組をどのように捉え、今後の施策にとのように反映させていくのか伺います
(2)昨年12月定例会の一般質問において5歳児健診の必要性と実施を求めた質問に対し、積極的に調査研究していくとの答弁でした。一方、今年に入って、こども家庭庁から、令和10年度までに全国の自治体で5歳児健診の実施を目指すとして、支援強化を打ち出しています。この5歳児健診の役割は、発達障害のある子どもを探すことではなく、子どもの状態に応じて、保護者が支援の必要性を理解すること、就学後に本人が学校に適応していくために重要で、地域が子どもたちを支援する体制を作るためにも、この制度を定着させる意義は大きいと指摘されます。本市の5歳児健診の早期実施について、具体的な調査研究内容、実施までのスケジュールを伺います |
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- 令和6年第143回(12月)定例会
- 12月17日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 市役所移転に伴う地域づくり・活性化策について
(1)市役所移転後の庁舎跡地活用及び三日町・八日町地区の振興策、利活用策について、三日町八日町・市役所跡地検討ワーキンググループの地域振興策、利活用策の提言がまとまり、この地域に住まいする市民にとっては、いよいよ市が定める基本構想の発表、内容に期待が高まっているところです。11月21日に行われた気仙沼地区市政懇談会で、「現在、市役所移転後の跡地利用についても議論されていることから、にぎやかな街になるような計画づくりを進めて欲しい」という意見も出されており、その期待の高さが伺えます。本市の将来を担う若い世代が考えた提言を踏まえ、市が責任をもって計画を進めることに異論はありませんが、この地域で生活を営む全ての市民や自治会などにも計画内容をしっかりと説明し、理解を求める必要があります。説明会も含め一体感を醸成しながら今後どのように進めるのか伺います
(2)そもそもこの構想を策定する根本は、市役所が移転することに起因するものであり、結果として様々な影響を受けるこの地域の市民生活を、どうケアするのかという視点が重要です。市政懇談会でも多様な意見、要望が出されていましたが、生活圏内である、いわゆる上地区を含めたエリアの買い物難民や自治会活動など、市民要望に正対した新たなまちづくり、地域の活性化が求められています。まちづくりの考え方と振興策、活性化への取組について伺います
2 ワンストップ型子育て支援拠点の整備について
(1)11月15日付の地元紙に、障害があるこどもの成長にかかわる支援、相談を一元的に受ける施設として、発達支援センター設置へ、と大見出しでの記事が掲載され、市内の関係機関と設置に向け協議に着手したとありました。ワンストップでの切れ目のない支援体制の構築は急務であり、待望するものです。
ワンストップでの支援という点では、本市では「気仙沼市子育て世代包括支援センターすこやか」を設置し、安心して「産む、育む、見守る」環境づくりのため、妊娠期から子育て期までの様々なニーズに対しワンストップで切れ目のないサポートを行うとしていますが、1点目の質問として、当該センターの取組内容と人員体制、医療機関も含めた連携体制について伺います
(2)多くの自治体ではワンストップで切れ目のない子育て支援が確立していないため、利用者にとって負担がかかるほか、それぞれの機関が連携していないことで、早い段階で適切なサポートを受けられない事態が発生していると聞きますが、本市において運営上の課題はないのでしょうか、伺います
(3)フィンランド語で「アドバイスの場」を意味する「ネウボラ」を導入する自治体が増加しています。
基本的には、一家族を同じ保健師が継続的に担当しますが、必要に応じて助産師、心理士、ソーシャルワーカーといった専門家からのサポートを受けられ、まさにワンストップ型の子育て支援拠点となっています。大阪市版ネウボラは「全ての子育て家族にとって、安心して気軽に相談できる場」を目指し、「保健事業を切れ目なくつなげる」のではなく、可能な限り担当保健師が継続して支援できるような体制を取れるよう「担当保健師との信頼関係の強化」と「子育て家族支援の充実」を取組の主な柱としています。本市でも、この「ネウボラ」に取り組んで、誰もが安心して子育てができるよう身近な場所で見守って支援してくれる環境づくりが急務と考えますが、いかがでしょうか
3 子育て支援策と少子化対策について
(1)子育て支援策を充実させることが少子化対策に有効であることに異論はありませんが、この二つを混同すると視野がぼやけてしまう可能性が指摘されています。本市の子育て支援策は、まさに子育て世代にとって大変ありがたく、他市町村に誇れるたいへん素晴らしい施策内容だと思います。一方で、当局は十分に承知されていると思いますが、少子化対策へのアプローチは違った観点も必要ではないのでしょうか。
令和2年5月にまとめられた「少子化社会対策大綱」の重点政策1点目に「若い世代が将来に展望を持てる雇用環境等の整備」2点目に「結婚を希望する者への支援」が挙げられました。これまでの大綱でも結婚や雇用への支援への言及はありましたが、子育て支援が一番に挙げられており、この順序逆転は画期的な転換期と言われています。
出生率低下の要因の一つは未婚率の上昇と言われており、30年前と比べ結婚意思は大きく変化していないのに、なぜ結婚希望が実現できなくなったのか、男性の未婚率が高いのか、どうすればこの乖離がなくなるのか、真剣に考える必要があると考えますが、未婚化問題について少子化対策の観点からの所見を伺います
(2)けせんぬまWell-beingプラン2024の中で11のペルソナを設定していますが、気仙沼に住まいし結婚を望む人物像の設定がありませんが、この設定に対する本市の考え方、施策についてお伺いします
(3)議会報告会においても、結婚を希望する方々から相談を受けているとの市民の声がありました。東京都をはじめ多くの自治体が導入している AIマッチングシステムの導入、婚活アプリ事業者との提携について所見を伺います |
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