- 令和6年第139回(6月)定例会
- 6月24日
- 本会議 一般質問
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1 地域経済循環に対する市の姿勢と今後の展開
(1)先月開催された市の人口減少対策プランに関する議員説明会の席上、市長から「人口減少の対応には、本プランのほかに産業分野の方針策定が必要であり、本市は産業立市を目指さなければならない」旨の発言があった。そこで、本市の産業分野の今後の戦略について伺う
①「産業立市」についての考え方及びその考えを表明された経緯を伺う
②産業分野の方針は、あまり日を置かずに発表すると発言しているが、策定と公表時期、方針にどのような内容を盛り込むことを想定しているのかを伺う。実行するための財源や規模に対する考えを伺う。また、商店街などを含めた地域経済循環は、方針に反映されるのか。令和5年12月定例会の一般質問で提案したクルーカードを活用した電子決済機能導入の可能性も具体策として検討する考えはないのかを伺う
③本市は2019年に中小企業・小規模企業振興基本条例を制定しているが、新たな方針と条例との関係はどのように位置付けられるのか。また、条例の規定に基づき、市が設置した中小企業・小規模企業振興会議があるが、ほとんど開催されていない。人口減少を踏まえた今後の産業、地域経済循環の施策検討や強力な推進に向けて、同組織体をもっと活用すべきではないのか。もしくは、方針策定に合わせて発展的に解消し、新たな組織を立ち上げる考えはないのかを伺う
2 市民の森風力発電計画に関する市長の現状認識
(1)計画を巡っては、候補地に近い立沢、羽田両自治会から「生態系への影響が大きい」などとして反対決議が出ているほか、市民団体からも見直しを求める声が日増しに強まっている。そこで、以下について質問する
①市長は、現在手続中の環境アセスメントが仮に全てクリアされた場合、地元の合意が得られていない状況下でも計画は進めるべきと考えているのかを伺う。計画地のほとんどは市有林であり、市民の共有財産である。住民との合意や説明責任に関して市はどう考え、関わっていくのかを伺う
②本年度内に策定する市地球温暖化対策実行計画では、市内の再生可能エネルギーの導入余地として、太陽光と合わせて風力発電も可能性が高いとの試算結果を示した。計画を策定、または今後進めていく上で、今回の民間事業者の風力発電計画をどう捉えているのか、または計画との関連性についてどう考えているのかを伺う |
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- 令和5年第135回(12月)定例会
- 12月21日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 地域通貨機能を見越したクルーカードの今後の展開について
(1)クルーカード事業における最新の市内クルー(所持者・利用者)の数と全市民に占める所持率及び利用率、加盟店舗数を伺う
(2)加盟店舗数が大きく伸びていない要因をどう捉えているのか。事業者側の金銭的な負担が足かせとなっているのではないか。加盟店舗を増やすため初期費用や端末利用料等への補助、利用促進に向けて今後どう展開していこうとしているのか伺う
(3)クルーカードはそもそも、観光客等の消費行動の分析が主な目的で始まったものだが、今後、地域通貨的な役割を持たせる考えはあるのか。あるとすれば電子決済機能が必要と思うが、その方向に拡張していく考えはあるのか伺う
2 JR大船渡線の沿線首長会議の見通しと利用促進策について
(1)先月27日に開かれた条南地区市政懇談会で市長は年明けに沿線首長会議が開催されることを明らかにした。具体的な開催時期や議論の進め方、一定の結論を出す時期などスケジュールを伺う
(2)市長はこれまでの一般質問などで「第一義的には鉄路維持が望ましい。多く利用されている一関市の意向も尊重して対応する」と述べているが首長会議には、どのようなスタンスで臨むのか
(3)JR盛岡支社は先月23日「三鉄車両で行く!大船渡線乾杯列車」を企画し、大船渡線で初めて三陸鉄道の車両が運行された。今回は一ノ関駅から気仙沼駅、内湾エリアを巡るツアーだったが、今後の利用促進に向けて、今度は気仙沼市民を対象に、気仙沼駅から一ノ関駅まで同様の列車の運行実現をJRに働き掛けをしないか。鉄路維持にはまず、地元の熱意を示していくことが重要と思うが、市長の考えを伺う
(4)利用促進策を検討していく場合、庁内の所管は交通政策課と観光課に分かれると思うが、十分に情報共有や連携ができているのか伺う |
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- 令和5年第132回(6月)定例会
- 6月20日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 JR大船渡線の利用促進策について
(1)新年度早々に立ち上げるとしていた沿線首長会議の現在の状況と今後の進め方を伺う
(2)存続の鍵となる沿線住民、観光客の利用促進に向けて、ポケモン列車の増発、イベント列車の企画、市内飲食店や土産店と連携した旅行商品などを観光団体等と企画、JRに働き掛ける考えはないか。機運醸成のため、市として関係団体と利用促進策を話し合う場を設ける考えはないかを伺う
2 市民の森周辺で計画されている風力発電事業に対する市の姿勢について
(1)今年3月に開かれた事業者による市民説明会では、自然環境への影響から反対意見が相次いだ。市としてどう受け止めているのか。事業者に対し、計画の見直しを求める考えはないのかを伺う
3 地域経済循環に向けた市の取り組みについて
(1)昨年度実施した「買い物ワークショップ」の成果と課題を市はどう捉えているのか。今後の施策にどのように生かそうとしているのか、具体的な考えを示せ。8月に立ち上げる予定の「(仮称)気仙沼市持続可能な社会推進市民会議」では、地域経済循環の視点がどのように反映されるのか考えを伺う |
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- 令和4年第129回(12月)定例会
- 12月13日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 商店街の空き店舗対策と事業承継の支援体制について
(1)東日本大震災から11年が過ぎ、市内では田中前大通りを中心に空き店舗が目立っています。空き店舗の数など市は実態を把握しているのか現状と認識を伺います
(2)市は東日本大震災後の復旧・復興事業で整備、再建した商業施設で生じている空き区画解消を図るため、開設経費の一部を補助する「空き店舗活用促進事業補助金」、また、従前より気仙沼商工会議所が事業主体となった「チャレンジオーナー支援事業費補助金」などの支援を行っていますが、これまでの交付実績を伺います
(3)コロナ禍や原材料価格の高騰で、市内では経営に苦慮する小規模事業者も多く、今後の経済状況次第では事業継続が困難となった事業者による空き店舗のさらなる増加が懸念されます。空き店舗は、地域内経済循環の低下を招き、景観や防犯にも悪影響を及ぼします。解消に向けて、補助金限度額や対象経費の拡充、対象事業者や店舗を広げるなど要件緩和を検討する考えはあるか伺います
(4)空き店舗となる要因の一つに事業承継の問題があります。事業者個々で解決が難しいような事案について、市の支援体制、金融機関との連携はどうなっているのかを伺います
2 市道の支障木、除草対応へのサポーター制度導入について
(1)市内各地区で開かれた市政懇談会では、多くの地区住民から、道路の除草、支障木処理に関して市の対応が不十分であるとして、対策強化を求める声が上がっています。先の第127回市議会定例会一般質問でもこの問題を取り上げ、市の基本的な考え方や対応方針は理解しましたが、抜本的な対策が必要と考えます。限られた職員の人員などから、市として対応に限界があるのであれば、美化活動に意欲的な自治会やボランティア団体に協力を依頼するなど、民間の力を積極的に活用することも必要と思います。登録団体に対して、除草などにかかる実費補助や傷害保険加入への補助、刈払機などの貸し出しを可能とする「サポーター制度」のような仕組みづくりを、国、県、他市の先進事例を参考に導入する考えはあるか伺います
3 市民の森周辺で計画されている風力発電事業に対する市の認識と住民不安への対応について
(1)県環境影響評価技術審査会は先月15日、東急不動産が提出した計画段階環境配慮書に対し、騒音などに関して「生活環境への重大な影響が強く懸念される」として、事業実施想定区域の絞り込みを求める答申案をまとめました。会社側からの説明会がいまだ開かれず、住民からも不安の声が相次いでいますが、市としてこの状況をどう認識し、対応しようとしていますか。計画に対する市としての賛否と併せて伺います
(2)今後も市内の山間部を候補地に、風力発電などに参入する事業者が相次ぐことも予想されます。豊かな自然環境を守り、県内各地で相次ぐような住民とのトラブルを避けるため、市独自に一定の規制をかける条例制定などを検討する考えはあるか伺います |
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- 令和4年第127回(9月)定例会
- 9月16日
- 本会議 一般質問
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◎一問一答
1 新型コロナウイルス感染症「第7波」に伴う地域経済対策について
(1)新型コロナウイルス感染症の急拡大で、市内飲食店や小売店を中心に再び客足の減少が見られ、原材料価格の高騰と合わせて経営に苦慮する事業者が出ています。市長の現状認識を伺います
(2)消費喚起策として、市は「ホヤチケ」や「ホヤデリ」を行っていますが、即効性のある施策として県内他自治体でも取り組む「割増商品券」の導入を検討する考えはありませんか。市長の考えを伺います
(3)地域経済循環の向上策の一環として先日、子育て世代の代表などが参加しての買い物ツアーが「かもめ通り商店街」でありました。市内各商店街の魅力を広く知ってもらい、誘客のきっかけづくりとして、市が運行する市内循環バス等を活用し、市民を募集して定期的な買い物ツアーを実施する考えはありませんか。市長の考えを伺います
2 JR大船渡線の今後と駅前活性化策について
(1)地方鉄道の在り方を議論してきた国土交通省の有識者検討会が先日、輸送密度1,000人未満の赤字路線について、国が主導し、鉄道事業者、自治体とあり方を協議するよう提言を出しました。JR大船渡線もこの対象要件に含まれるが、今後の一関市、国、JRとの協議の時期や見通しを伺います。また、万一、鉄路廃止となれば、気仙沼駅の規模縮小や無人化にもつながりかねない由々しき問題です。今回の提言を受けた市長の認識、大船渡線の鉄路存廃に対する考え方を伺います
(2)気仙沼観光の玄関口であるJR気仙沼駅前のにぎわいづくりを、市はどのように創出しようと考えているのですか。JRと連携し、行楽期に駅前コミュニティ広場等を活用した定期的な観光イベントの開催など、利活用策を検討する考えはありませんか。市長に伺います
3 市道の支障木伐採について
(1)廿一地区から一関市矢越地区に抜ける市道は、朝夕の通勤・帰宅時間帯には、多くの車が往来していますが、倒木や支障木による交通規制が行われるなど、通行に支障を来しています。このほか、鹿折の市斎場に向かう市道や、上田中から本吉町大谷に抜ける市道田中赤貝線などでも支障木が確認され、危険個所も見受けられます。交通事故にもつながりかねないため、定期的な巡回や伐採等が必要と思いますが、道路の維持管理の現状はどうなっていますか。対策を徹底すべきと思いますが、市長の考えを伺います |
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